英語 学習【小池清通】

 
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 実践英語講座:  実話その2


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 嘘のような話ですが、立派なプロが知らないうちに犯している間違いというものがあります。もちろん意図的ではなく、また相手を傷つけようという気持ちからでているものではありません。冗談のように聞こえ、また笑えると思いますから思いっきり笑ってください。。ただし、こんな日本語表現の直訳が通じない現実は記憶にしっかりと入れておくと今後の英語力、というよりも英語実践力が高まるいい心構えができます。

 日本も多くの英語圏からの外国人選手がプロで活躍しています。ある野球選手が、日本でデビューした時の本当の話です。その選手が日本のプロ野球界で第一号のホームランを記録した試合の後に記者会見がありました。その席で、英語に多少心得のあるスポーツ記者が他の連中を出しぬこうとして、通訳がいるにも関わらず、英語ですばやく質問をしました。

 "That was a great Home Run! What kind of ball was it?"

 得意げに前に乗り出していた記者の質問を聞いて、選手は首をひねって答えを考えていました。少し微笑みを浮かべているというか笑いを堪えているといった表情になってきた時に、記者は、苛立ちを覚えたのか、再度聞きました。

 "What kind of ball was it that you hit the Home Run?"

 仕方がないといった表情で笑いを堪えながら選手が答えたそうです。

 "It was a baseball."

 横にいた通訳も分からなかったといいますから、やはり生の英語を聞いていないということは大変なことだと痛感してしまいます。分かりますか、何が問題だったのか?そうです、記者が聞いたのは「貴方がホームランを打ったのはどんなボールですか?」と投げられた球種を聞いているのですが、彼の使った英語の表現は「打ったのは何のボールですか?」という意味です。だから選手は当然ながら笑いを堪えて「それは野球のボールです。」と答えたわけです。日本語を直訳したために起こったお笑い話ですが、実話です。

 
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