実話 【小池清通】

 
写真家【小池清通】
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 エッセイ: 祖母

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     不思議な体験(1)
       
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        霊気での会話1
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        祖母
        出会いとその意味
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        無意識行動
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        存在
        落下事件
        落雷
        口に出すこと
        天罰

 

 私はおばあちゃん子だったから祖母の他界した時が一番辛かったのかもしれない。両親の両方の祖母から可愛がられた思い出が今でも忘れられない。家が本家に近かったのと、昔は家の横に畑があったことから父方の祖母とよく時間を過ごした。しかしながら、数年前に不思議な体験をした時には母方の祖母が現れた。

 現れたなどというと大袈裟だが、恐らく彼女の霊が遊びに来てくれたのかもしれない。もう10年くらい前になるだろうか。以前住んでいた家で夜遅く一人仕事をしていて、台所に飲み物を取りに上がった時だった。何気なく振り返って今の壁のところに目を移した時に、銀色を含んだ灰色っぽい着物を着た人が立っていたように見えた。不思議と首から上は見えなかったのだが、直感というか理屈なしのフィーリングで、私にはそれが祖母だと感じられたのである。

 それ以後は祖母の姿をみることはないが、彼女のことを心に思えばすぐそばに現れてくれる、という人の言葉を聞いてから気持ち的に落ち着いていられるようになった。

 先立った身内や親しい人の魂がいつも近くにいてくれるというのは有難いことである。

 
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