実話 【小池清通】

 
写真家【小池清通】
 はじめに
 写真への思い
 アーカイブ
 グレイト・サンド・デューンズ
 国立/国定公園
 熱気球
 エッセイ
 エッセイ(1)
 エッセイ(2)
 エッセイ(3)
 エッセイ(4)
 自然とは(1)
 自然とは(2)
 不思議な体験(1)
 アメリカとは
 アメリカでは
 ロハス
 英語実践講座
 画像/書込掲示板
 リンク
 フロントページ
 写真家公式ページ

 エッセイ: 出会いとその意味

  題名をクリックするとエッセイのページが開きます。

     不思議な体験(1)
       
        シンクロ
        あるスタバで
        霊気での会話1
        霊気での会話2
        霊気での会話3
        チャレンジ
        祖母
        出会いとその意味
        子牛
        無意識行動
        電話
        存在
        落下事件
        落雷
        口に出すこと
        天罰

 

 人との出会いは偶然がつきまとう。という出足は、確かに悪くはないが、今の私には師匠の言葉を信じるだけの確信が出てきているから、「偶然」ではなく「必然」だと思うほうが強い。それが、正直なところである。

 2003年2月17日の朝に新しい仕事の開拓の意味を持ったミーティングを控えていた。日本との話し合いからはビジネスとしてはもういいから、という話をメールでもらっていた段階だったが、何故か会うだけはあってみようと思ったのである。もう少しだけ時間をもらえるように連絡を入れてから先方にミーティングの確認を入れ、この日に望んだのである。

 前日は早朝から夜までの14時間ほどを使って900キロ近く走り、自然のパワーをもらってきたばかりであった。(この話は「不思議な体験」の中の次に書く「子牛」で紹介したい)夜は丸太のようになって寝たから疲れはかなりとれていた。約束の場所に少し早めに出向いた。

 空港近くのあるホテルのロビーでの待ち合わせだった。Sさんには前日の夜に帰宅途中の車から確認の電話を入れていた。背格好を大体教えて頂いていたから迷うことはなかった。私はいつもの格好ででむいていた。そうカウボーイハットで頭を隠したウエスタンスタイルであった。彼とはビジネスの可能性について話を一通り済ませ、イニシャルミーティングとしては十分な内容で終えようとしていた。その時に突然私の右前方から笑みを顔一杯に満たした女性が歩み寄ってきた。Sさんの奥さんらしかった。簡単に紹介して頂き、再び椅子に腰を下ろした。

 そこからの流れが不思議であった。ビジネスライクとは言ってもけばけばしい収入追求の人格ではないSさんの横、ちょうど私の正面に座ったS婦人(Sさんは私の左に座っていた。なぜ正面に座って話を始めていなかったのか、これもビジネスミーティングとしては、不思議である)が、エネルギー一杯に話をし始めた途端に私と彼女は意気統合したかのように話の流れにのっていった。

 話の内容はいずれ紹介したいと思うが、不思議なことが続いたのである。まず、Sさんとデンバーで会うことになるとは夢にも思っていなかったのである。彼の会社はフロリダにあり、日本からビジネスの可能性の話があった当初は私が彼の会社に出向くものと思っていた。しかしながら、会った時にSさんが言うには、「貴方から電話をもらった時に、急にデンバーに出向く用事ができたんです。」とのこと。会うべきして会っていたのであろう。(Oさんが聞いたら笑顔でいることだろう)

 Sさんと私の間には共通の親友、パートナーがいたのも不思議なことであった。S婦人は自然パワーの話を始めた。私は自分が体験してきたことや、これから力を強化していくであろうエリアの話をしていた。彼女の周りに霊が現れることはなかったが、明らかに目に見えないパワーを私は感じており、横にいるSさんには申し訳なかったのであるが、S婦人の眼をじっと見つめながら話をしていた。

 世の中に存在していても信じられていない不思議な力の存在を確信し合うような、そんな意味のあったミーティングであったのではないかと思える中、時間が2時間半ほどあっという間に過ぎた。忙しいスケジュールを立てて当地に来ておられた二人だったのだが、私と会った午前中から昼にかけてはすっぽりと見事に時間があいていたというから驚いた。やはり会うべきしてあったのであろう。

 話の段落がついた時に2人が口をそろえていった。「不思議なんですよ。偏見かもしれませんが、日本人というと背丈が5フィート7インチ(170センチ)前後というイメージがどおしてもあるんですが、私たちがビジネス関係で交流がある日本人は皆6フィート(183センチ)かそれ以上の背丈なんです。」確かに立ちあがって握手をした時、私はSさんを見下ろしていた。

 話を続けていたら、仕事のことなどそっちのけで何日も徹夜で話をしてしまうだろうという勢いをお互いに押さえて、お別れの言葉を交わした。ホテルのロビーを後にしようとした私は、振り返って会釈をした。するとそこには、いつまでもご主人を押さえるかのようにして私が去るのを惜しむかのようにして立っていたS婦人の笑顔があった。


 
ページのトップへ
Copyright 2006 Kiyomichi Koike. All Rights Reserved

- KTSトラベルネットワーク -
- 小池清通フォトグラフィー -

Kiyomichi Koike (c) Copy Rights
著作権:小池清通
写真を通して感性を磨き
人生を考え書き下ろす
E-mail: kiyo@usa-japan.com