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ボールダー Boulder, Colorado
コロラド州の州都デンバーから車で片道30分ほど北北西に位置するボールダーは近年様々な分野で注目を集めています。
長距離ランナーとしてオリンピックメダリストの草分け的存在となった有森選手は小出監督の指導のもとボールダーを中心として高地トレーニングによる成果を出しました。つづく高橋選手も同様にこのユニークな環境を活用した強化訓練によりメダルを獲得し現在に至る日本女子マラソンの流れへとつなげています。アメリカ国内でもボールダーは長距離ランナーや自転車競技選手の強化合宿やトレーニング地として名前が知られています。
ロハスの町。生活スタイルや環境問題に対応する保護精神豊かな町として知られているボールダーは市民と市の行政が一体となって町作りに力を注いでいることで全米でも注目を浴びています。ロハスという言葉そのものは流行語とみる人もいますが、健康管理や環境管理という思想は大切に守らなければならないものとして今後も多岐に渡って発展していくことと思われます。
ロッキー山脈へのゲートウエイ。もともとは鉱山への資材や食料を供給する中継地として発展した町でしたが、近代にいたる過程の中で多くの変貌を遂げてきました。
ファーマーズマーケット、パールストリート(歩行者天国)、ナロッパ仏教大学、ヨガ(ヨーガ)、リサイクル施設、グリーンベルト政策、コロラド大学ボールダー校、霊気、スピリチャル、など様々な流れがボールダーの町、そしてボールダー市民と共に勢いをつけています。
*お勧めボールダー情報サイト* ボールダー探検隊
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ロハス発祥の地 |
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Lifestyle Of Health and Sustainablity
一つの流行言葉にもなっているロハス(ローハス)の思想はボールダーから始まったと言われています。ヒッピーの時代をすごした若者たちが21世紀に向かう時代に健康や環境を考え始めビジネスや活動を始めた流れが現在に至っています。
この流れができたもう一つの支えはボールダーという街の市政にもよります。自然保護に重点を置いた行政や市民一人一人の生活スタイルへのこだわりが大きな機動力になっていることは確かです。 |
ボールダーの歴史 |
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もともとは資材・食料供給の町
金銀などの天然資源が発見され、一攫千金を狙った山師たちが集まり山岳部が賑わったゴールドラッシュに代表される1800年代中頃〜には平野部と山岳部の間にある麓地域に集落のようなものができました。その中の一つが町として発展してボールダーの前身となりました。
近年に近づく歴史の中で、ボールダーは町そのものの機能を培いながら現在の姿に至っています。コロラド大学は町を代表する大学施設として全米に知られていますが、米国では珍しい仏教大学(ナロッパ大学)なども有名です。チベット仏教のお寺(寺院が建物の中に接地されている)やニューエージ関係の施設や店、ヨガ教室、霊気など、様々な文化や思想が共存する21世紀のユニークな町としても知られています。
→ ボールダー市ウェブサイト |
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ボールダーの物価 |
| 生活するには付加価値がついているところも
市の行政でやたらと住宅などの建造物の建設許可を出さないために不動産の付加価値が他の近郊都市よりも上がっているのが現実です。
コロラド州州都であるデンバーの同条件の不動産と比較すると20%〜40%割高という話も聞いています。生活環境の価値というものを考える時に、その評価対象となるものが時代の流れと共に変化しているのをみることができます。 |
グリーンベルト政策 |
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町を囲む自然のベルト
コロラドはもちろん全米の中でも初めての試みとして市の税収入の一部に予算を設け、ボールダーを取り囲むように土地を買収しています。グリーンベルトと呼ばれるこの公有地には人工的なものは最小限にとどめ自然保護と市民への自然との交わりの場として運営しています。
一部のグリーンベルト地域は自然のサイクルを守る前提で放牧地として貸し出して管理しているものもあります。
米国他都市からも視察団が訪れ、現在では他にも同様の政策を開始し運営している市もあるようです。 |
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