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英語はどのくらい勉強すれば話せるようになるの?
よく聞かれる質問です。英語に限らずにどのような言語を学ぶにあたっても必要なものがあります。
〇 英語を習いたいという強い意思
〇 慣れ覚えるための忍耐力
〇 覚えなければならない必要性を感じること
〇 積極的な行動力
〇 英語を活用する目的を持つ
以前時々電話をくれていたある留学生の方からこんな質問をされたことがあります。いろいろと彼なりに英語能力の上達に関して悩んでいる様子を声の抑揚に表しながら、「英語がぺらぺらになるのにはどのくらい勉強をすればいいでしょうか?」と聞いてきました。
そんな彼の質問に対して、私は即座にこう聞き返しました。「英語を話したいという気持ちがどの位あるのでしょう?」 と言いながらふと思ったのは、「ぺらぺら」という評点は親しみがあって響きも懐かしいものを感じますが実際にはどの程度の会話力があればこの評価を頂けるのかは定かでないこと。
そんな私の質問に彼は言葉を失ったかのようでした。何故でしょう。それは、彼自身がそんな質問を予期していなかったからです。つまり、彼自身が「どのくらい勉強をしたらいいのでしょう」と言っておきながら、「どのくらい」という量または時間的な消費を裏付けるだけの経験がまだなかったのだと思います。彼にそういう経験がなかったのは、ごく自然で決して恥ずかしいことではありませんが、前述のように「ぺらぺら」というのがどの程度の語学力なのかという具体的なレベルも理解していない様子でした。
勉強のやり方などは、カリキュラムやシステムにして図式化したり、視覚的に表示してそれに従うことはできます。でもそれだけではカバーできないものがあります。それは、皆さんの勉強のスタイルの違いです。教科書からものを覚えるのが得意な人もいますが、直接人から話を聞いた方がもの覚えがいい人もいます。どんなに単語を覚えても、実際に英語を話す人と面と向かって話せなければいけません。語学力というものは、単語量や試験の成績だけが重要ではなく、実戦として生活や仕事上使うことができるかどうかということによります。
そのために上に掲げたような心構えがまず必要です。質問をしてくれた留学生に私はもうちょっと付け加えて助言しました。
「話せなければ食事も出来ない状況に陥れば、数ヶ月もあればある程度話せるようになるでしょう。でも、単に遊び心だけで何とかなるわいと思ってやっていたら何年学んでもしっかりとした英語は覚えられないでしょうね。」
人間は、必要性を腹の底から感じなければものを覚えません。まだ今の皆さんが知っている日本の英語教育の欠片さえなかった時代に移民として渡米され根を張られた人たちは耳で聞き声を出して真似て会話をすることから始めました。文法的に問題がある人もいますが、その発音はネイティブに近くまた意図ははっきりと相手に伝わります。それは必要性に迫られた人たちの努力の現われだと思います。小さな子供が話している英語は文法が滅茶苦茶です。でもキャンディーが欲しければ必死で話します。
皆さんはどのくらいの気持ちで英語を学ぼうとしているのでしょう。
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子供の英語
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欲求を伝えたい一心
小さな子供が目の前にあるキャンディーに気づきましたが手が届かない。届くところにいる人に必死に何か言おうとしています。目がキャンディーに釘付けになり身体がそちらを向いてボディーランゲッジ。こんな光景を思い浮かべてください。日本でも言葉がまだしっかりしていない子供が、何か言おうとしてる姿を見たことがありませんか。ふと見渡すとおもちゃが欲しいと言っていたり、乳母車から降ろしてもらいたいと言っていることも。
幼児レベルでという意味ではなく、意思を伝えるという必要性の大切さをいつもお持ちください。発音や単語を間違えることだってあります。何度もそんな失敗をして覚えていけるのです。
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電話での英会話
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相手が見えないときの恐怖
まだ英会話のレベルが十分でない時に相手が見えない電話での会話は恐怖に感じるかもしれません。相手が見えない上に相手の言っていることが聞きにくいこともあります。そんな時に
"I beg your pardon." と聞き返しても2回、3回と繰り返す訳にはいきません。大人になってからは間違いを繰り返すと恥になると思うことさえあり、なおさら前向きにどんどんチャレンジする意気を消沈させることがありますが、相手と話したいという気持をいつも強く持って堂々と話してみましょう。
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辞書
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退屈と思っても読むこと
物語と違って辞書だけを読むことは退屈かもしれませんが、単なる流し読みでもいいから毎日1ページ目を通してみましょう。
殆んどの単語は忘れるかもしれませんが、これを繰り返していると以前使ったり聞いたことのある単語と出会います。そんな時は知らずに身を乗り出して読んでいるものです。しめたものです。そんな出会いが記憶により深いものを残していくのです。
時には声に出して辞書に載っている例文を読んでみることもお勧めします。一日1ページ読んでも1年で365ページ。馬鹿になりませんよ。
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単語
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気になったものはその時に繰り返せ
どんな状況下においても何かの理由で単語や表現が目に付く時がでてきます。そんな時はチャンスだと思って繰り返して読んでみましょう。またメモにして持ち帰り意味や発音を確かめてみましょう。そんな繰り返しが日々の蓄積となり将来必ず役に立ってきます。 |
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